鈴鹿ロータリークラブ
創立20周年記念事業の主要プロジェクト
鈴鹿市児童詩コンクール

 昨今、児童の基礎学力の向上が叫ばれ、様々な努力がされていますが、取り分け基礎国語の理解・表現・発表力向上は地域社会の強いニーズとなっています。そこで、「鈴鹿市児童詩コンクール」を企画し、それに参加することで、子ども達の素直な感動や心情を呼び覚まし、独創的で感受性豊かな心象表現力を高める支援を企画しました。鈴鹿市は、佐佐木信綱・斉藤緑雨と優れた文学者を生んだ地であり、詩の創作体験を通じ、豊かな文学表現の開花により「地域文化の郷」としての再生を期するものです。

◇ 第1回児童詩コンクール
 
2003年12月から2004年1月の間に、鈴鹿市内小学校4・5年生を対象に「2004年鈴鹿市児童詩コンクール」を実施。対象児童の71%以上の応募があり、地域の優れた文芸評論家・清水信、詩人・津坂治男、児童文学者・北村けんじ、小倉肇の4先生にお願いし、応募作品2,743点を審査、優秀賞11点、入選21点と対象と児童全員が応募した11小学校を顕彰すると同時に、「鈴鹿市児童詩コンクール作品選集」を発刊、市内小学校の副読本、関係公共の機関への図書として、延べ1300冊を配布しました。小学校授業や読み聞かせ児童図書として有効に活用され、教育機関、関係者から事業に対する評価を得ていて、継続して児童詩コンクールを実施する要望が多く寄せられました。2004年3月27日、鈴鹿西RCの第19回創立記念例会で優秀賞の児童・保護者とコンクール関係者を招待し、表彰式を行いました。文芸評論家の清水信 先生(児童詩コンクール審査委員長)は、『よい詩は、よい心の動きに反応して成る。心の動きは、感動である。』と評されました。

☆ 作曲された児童詩
 
作品選集から錦かよ子先生により、3つの詩が作曲され、2004年12月、鈴鹿文化会館けやきホールで開催のチャリテイコンサートで披露されました。(別掲参照)

☆ 2004年鈴鹿市童詩コンクール 優秀作品

学年 タイトル 小学校 氏名
四年 コナンとの散歩 飯野小学校 益川 将也
ゆず 深伊沢小学校 村田 明日蘭 
カプチーノ 桜島小学校 松尾 奈々
ごみ、ごみ、だめだめ。 郡山小学校 松田 千裕 
五年 いちばん大事なこと 長太小学校 竹野 琴音
一本の木 愛宕小学校 松原 睦
大切な気持ち 愛宕小学校 山口 大輔
みんなで一点 国府小学校 濱口 翔
友達っていいよ 栄小学校 小林 拓哉
家族って言いな(大事な人) 長太小学校 廣田 夕飛
すずきせんせい 鈴西小学校 まつやま まさひこ

◇ 第2回児童詩コンクール
 
2004-2005年度の第2回目の鈴鹿市児童詩コンクールは、2004年12月から2005年1月末までを応募期間として実施しました。
今回も、対象児童4・5年生の実に7割近い児童から応募を頂き、市内小学校の90%の学校が参加しました。文芸評論家の清水信、詩人の津坂治男先生に選考をお願いし、優秀賞10篇、入選20篇、佳作30篇をお選び頂きました。鈴鹿西ロータリークラブ創立20周年記念日の2005年3月23日に、鈴鹿にサーキット・グランプリホールで優秀賞児童と保護者を招待し、表彰式で自作の披露をして頂き、詩集と記念品を贈呈しました。併せて、鈴鹿市・水井教育長に、鈴鹿市内全小学校30校へ副読本として1500冊と、音楽教材としてコンサートのライブ録音CDを寄贈しました。これらの活動はCATVや新聞で報道されました。(別掲の「チャリテイコンサート」を参照)

☆ 児童詩作品展示
 
2004年12月鈴鹿市文化会館で、チャリティコンサートに併催して、2004年鈴鹿市児童詩コンクール作品選集の展示を行いました。また、2005年3月の鈴鹿西RC創立20周年記念式典会場でも展示をしました。

☆ 児童詩が曲に展開される
 
2005年の作品選集から、三重中京大学短期大学部の錦かよ子先生に作曲をお願いし、3篇が見事な曲になり、2006年1月鈴鹿市小学校音楽発表会で披露されました。(別掲の「曲になった児童詩」参照)収録CDは学校へ贈呈しました。

☆ 2005年鈴鹿市童詩コンクール 優秀作品

学年 タイトル 小学校 氏名
四年 ぼくの大かんとく 栄小学校 益川 将也
小さなばん人 深伊沢小学校 村田 明日蘭 
おじいちゃん 桜島小学校 松尾 奈々
あめ 郡山小学校 松田 千裕 
五年 和歌山の星空 長太小学校 竹野 琴音
5人でいっぱいくらしたい 愛宕小学校 松原 睦
マラソン 愛宕小学校 山口 大輔
とわ 国府小学校 濱口 翔
年をまたいで  栄小学校 小林 拓哉
ありがとう「シュポ」 長太小学校 廣田 夕飛

◇ 第3回目の2006年鈴鹿市児童詩コンクール
 2005年12月から2006年1月末に掛けて,第3回目の児童詩を募集しました。今回も事前に教育委員会の後援、小学校校長会での説明会、会員全員が手分けして30校の校長への説明に訪問、鈴鹿西プロバスクラブの支援も得ました.一方、資源として三重県北勢県民局、財団法人岡田文化財団の助成、児童詩の展示にイオン鈴鹿ベルシテイの協力を頂きました。
 児童詩は27校から2699編の応募があり、審査は清水信審査委員長、津坂治男委員に、衣斐弘行先生をお願いし、全点の審査を頂きました。その結果,10篇の優秀賞と20篇の入選172点の佳作作品が選ばれました。2006年鈴鹿市児童詩作品選集として1500冊を刊行、3月25日鈴鹿商工会議所大ホールで優秀賞受賞児童と保護者、95%以上の児童が応募した優秀小学校校長、教育委員会、協賛支援団体にマスコミの参加を得て、表彰式を開催しました。模様はCATVで放映、新聞報道されました。

 表彰式での選評として、清水信審査委員長の選評は、「児童詩は美しい言葉の音でなければならない」、津坂治男委員は「子供の心と暮らしは詩の宝庫である」、衣斐弘行委員は「伝わってくるほんのりしたぬくもりを大事に選考した」とお話がありました。優秀小学校を代表して加佐登小学校の井上校長は、表彰は学校あげて児童詩への取り組みをしている結果と挨拶がありました。

☆ 2006年優秀賞作品

学年 タイトル 小学校 氏名
四年 お父さんの仕事 愛宕小学校 神保 昴太郎
田んぼ 飯野小学校 亀下 耶也
ゆきだるま 一ノ宮小学校 葛西 彩奈
椿小学校 倉田 智美
五年 旭が丘小学校 西  瑞穂
えんぴつのとこや 石薬師小学校 山城 瀬奈
世界の1つの1ピース 稲生小学校 吉川 麻尋
文ぼう具 加佐登小学校 仲見 奈津
クジラ 栄小学校 菅沼 拓馬
わたしの夢 桜島小学校 鬼頭 くるみ

 3回に亘る児童詩コンクールの応募が常に7割という参加実績を残し、継続の要請がある中で、当初から3回継続実施で進めた事業であり、諸般の事情からの終了は後ろ髪引かれる思いがあるものの、地域のニーズに基づいて行った教育支援活動は、ロータリーの奉仕プロジェクトの役割を果たし、関係先からの評価を受け、子供の成長が具現化していることに、無益ではなかった活動と自負しています。

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Last Modified: June 30, 2006